2023/09/16 JSNOG-LT-2
※NANOG=NAndemonai Network Operators Group
By-laws reform と OPM の内容に絞ってご紹介します
賛成率 92.5% で可決
賛成率 87.4% で可決
賛成率 91.4% で可決
賛成率 92% で可決
賛成率 91.9% で可決
現在のポリシでは IP アドレスの割当に直接接続を条件としているが,リースは明示的に禁止されていない. 提案者・APNIC ともに「リースは許容されるものでない」というスタンスだが,リース事業者は実在し,積極的に対応できていない. リース禁止を明文化しようという提案.
(大変複雑な議論なため割愛)
コンセンサスに至らず: 新規提案として作り直すべきか?
現在のポリシでは現行のアドレス在庫が枯渇した後に既存メンバには分配しないことになっている. 提案者は IPv6 実装のためにも IPv4 アドレスは必要だと考えている. 枯渇後は最大割当サイズを /24 に縮小し継続して再分配しようという提案.
コンセンサスに至らず: メーリスでの議論へ
現行の PDP では提案者が提案を Policy SIG チェアに提出後,Policy SIG チェアは OPM 4 週間前までにメーリスに投稿することになっているが,提案者がいつまでに Policy SIG チェアに提出するか期限が定まっていない. この期限を OPM 5 週間前までと明示する提案.
コンセンサスに至らず: 期間の見直しなどを検討
現行では IXP に /24 の割当を行っているが,事業規模によっては持て余すことがあるため,デフォルトの割当サイズを /26 に縮小する提案. 本提案では,ピアリング数に応じて /24 まで割当可,さらに利用率に応じて /22 までリナンバリングによって対応することとしている.
IPv4/IPv6 のどちらのアドレスも持たないアソシエイトメンバに対し,/48 の IPv6 アドレス割当を認める提案.
コンセンサス形成: AMM で議論 → コンセンサス形成 →last call へ
By-laws reform について
OPM について
本カンファレンスには JPNIC 国際会議参加支援プログラムによる支援を受けて参加しました